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はじめに
囲碁の人工知能(AI)「AlphaGo」が人間のプロ囲碁棋士を破ったというニュースを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか? スマートフォンのアプリやスマートスピーカーなど、私たちの身のまわりでもすでにAIは活躍しています。AI技術の発展により、新しいサービスや価値観が次々に生まれてきているのです。 こうした激変する世界で今後活躍していくためには、高度な専門知識に加え、文系と理系が融合した学際的な視点がとても重要になってきます。そこで今回は、人文系、社会系、理学系の学問を総合的に学ぶことができる日本大学文理学部の魅力をレポートしていきたいと思います!
クイズ! AIの活用に求められる能力はどちらでしょう?
突然ですが、次の2つの能力のうち、AIの活用に求められる能力はどちらでしょうか?
① プログラミング力
② 人の心を読み解く能力
答えは、「両方」です! もしかすると、①だと思った人が多いのではないでしょうか? AIを活用するためには、コンピュータの仕組みやプログラミングといった情報技術に関する知識やスキル、AIの理論の土台となる統計学や数学の知識など、理系の能力が必要というイメージが強いと思います。
しかし、実は、AIの活用には、理系の知識だけでなく、文系の知識も求められます。
例えば、AIの行動の“正しさ”を規定するためには哲学が、人の“心”に寄り添うためには心理学が必要不可欠です。
このように、AIの活用のためには、学問横断的な知識が求められます。
文系と理系の融合が重要!
また2045年にはAIが人間の能力を超えてしまう「シンギュラリティ」が訪れるとも言われています。こうした時代を迎えるにあたっては、人間とコンピュータの本質的な違いは何か、「知性」とは何かなどといった哲学的な問いに対する考え方や、AIと人間が共存できる世の中をつくっていくための社会学や心理学的な視点も重要となります。
このように文系と理系の知識両方が必要になる物事は、AIの活用だけではありません。
技術の発展やグローバル化などにより、これからの社会はますます複雑化していきます。予測不可能な時代を生きるためには、一つの学問領域を極めるだけではなく、文系・理系の垣根を越えた、横断的な学問の知識を身に付けていることが強みになるのです。
広い視点と専門的知識どちらも手に入る!
「文と理の融合」を理念に掲げる日本大学文理学部には、さまざまな学びが用意されており、興味のある分野について探求していくなかで、必要な知識を身につけることのできる学問領域が広く存在しています。たとえば、教育学+人類学、化学+宗教学・美術史、英米文学+国際情勢などといったように、自身の興味のある学問領域を超えて新しい知識を吸収し、広い視点を身につけるとともに自分の専門分野をより深めていくことができます。
人文系・社会系・理学系の3系統18学科が集結
ここからは、より具体的に見ていきましょう。日本大学文理学部は、人文系・社会系・理学系の3系統18学科を設置した日本で唯一の総合学部です。
学生は各学問領域で、基礎的な科目から高度な専門科目までを段階的・実践的に習得していきます。また、文系・理系を問わず所属学科以外の科目も履修が可能という複合学部の特色を活かして、横断的・総合的な知識も身につけていくことができます。
おわりに
いかがでしたか? 専門性に加えて幅広い視野を身につけたいという人、いろんな学問を勉強してみたいという人は、日本大学文理学部について詳しく調べてみてはいかがでしょうか。他の学問領域に自由にアクセスできる環境で、これからの時代を切り拓いていける知識を身につけていきましょう!