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はじめに
「面接ってどう対策すればいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
受験や就職活動、アルバイトなど、面接を控えているみなさんに、具体的なシチュエーションを用いて面接のマナーをお伝えします。
第一回目の今回は、控室でのマナーです。
あまり意識したことがなかったかもしれませんが、ライバルと差をつけるポイントでもあります。
では早速見てみましょう!
あなたは大学受験の面接に行きました。
以下のうち、間違ったマナーはどこでしょうか?
あなたが面接会場へ行くと、まず係の人に控室に案内され、待機することになりました。
ドアの向こうでは面接が行われており、面接官に名前を呼ばれるまで椅子に座って待っていないといけません。
あなたはリラックスするために楽な姿勢をとり、同行した友人と小声で話をしたり、席を立って控室の外で、スマートフォンで別の友人に状況報告するなどして、自分の面接の時間が来るのを待ちました。
すると、同行した友人が先に名前を呼ばれたので、あなたは「頑張れ」と声をかけました。
友人が面接を終えて戻ってくると、あなたは自分の時の参考にするために「どうだった?」と感想を聞いてみました。
やがてあなたの名前が呼ばれたので、静かに席を立ってドアをノックし、面接室へと入りました。
答え合わせ〜NGポイントはどこ?〜
【NG ①】楽な姿勢
あなたを見ているのは面接官だけとは限りません。控室でも緊張感を失わないように。
面接を控えてリラックスしたいという気持ちはわかりますが、だらしない印象を与える姿勢で待つのはNGです。
足は開きすぎず(女性はしっかりと閉じて)、適度に背筋を伸ばして椅子に座り、静かに順番を待ちましょう。
面接を控えてリラックスしたいという気持ちはわかりますが、だらしない印象を与える姿勢で待つのはNGです。
足は開きすぎず(女性はしっかりと閉じて)、適度に背筋を伸ばして椅子に座り、静かに順番を待ちましょう。
【NG ②】友人との会話、スマホの使用
友人とともに面接会場を訪れた場合、とくに座席の指定がなければ並んで座るのは構いませんが、会話は慎みましょう。
たとえ小声であったとしても、皆が緊張している場での会話はマナー違反のうえ、周囲の受験生や大学側の人にマイナスの印象を与えることになります。
控室の中ではなく、外でスマートフォンを使う…という行為も、一見、気遣いがあるように見えるかもしれませんが、
基本として面接室はもとより、周囲の人が緊張していたり、集中しようとしている控室でも、スマートフォンの電源は切っておくのがマナーです。
そういったあなたの態度も、面接する側の人たちは見ているかもしれません。
たとえ小声であったとしても、皆が緊張している場での会話はマナー違反のうえ、周囲の受験生や大学側の人にマイナスの印象を与えることになります。
控室の中ではなく、外でスマートフォンを使う…という行為も、一見、気遣いがあるように見えるかもしれませんが、
基本として面接室はもとより、周囲の人が緊張していたり、集中しようとしている控室でも、スマートフォンの電源は切っておくのがマナーです。
そういったあなたの態度も、面接する側の人たちは見ているかもしれません。
【NG ③】友人を励ます、友人に感想を聞く、呼ばれても返事をしない
多くの場合、控室にいるのはあなたと友人だけではなく、ほかの受験生もいるはずです。
静かに待つことは面接時のマナーとして当然ですが、周りの人への気遣いも忘れないように。
同行した友人が先に名前を呼ばれた場合は、視線を送って励ますにとどめ、心の中で検討を祈りましょう。
面接では、個々人がベストを尽くすしかないのです。
静かに待つことは面接時のマナーとして当然ですが、周りの人への気遣いも忘れないように。
同行した友人が先に名前を呼ばれた場合は、視線を送って励ますにとどめ、心の中で検討を祈りましょう。
面接では、個々人がベストを尽くすしかないのです。
控室から差をつける! プラスαの面接マナー
面接会場に訪れた瞬間から「すでに面接は始まっている」と考えましょう。
見られていると意識することで、あなた自身も適度な緊張感を保つことができるはずです。
ただし、緊張し過ぎるのはかえって逆効果なので、待っている間は本番に備えて、
志望動機や入室や退室までの面接の流れを頭の中でざっくりと確認することをお勧めします。
頭の中でシミュレーションを繰り返せば、不安や過度な緊張が軽減できるうえ、本番でスムーズに対応できるようになるからです。
とはいえ、面接がシミュレーション通りになることは少ないため、特定の質問や返答にこだわったり、丸暗記したことをしゃべろうとするのは得策ではありません。
「こんなことを聞かれたら、こう答えようかな」といった程度に、いろいろな場面を想定してシミュレーションしてみましょう。
そして名前が呼ばれたら、あなたがいることがわかるように大きな声で「はい」と返事をし、面接の部屋へと向かいましょう。
なお、ドアのノックは2回が普通ですが、人によっては「2回はトイレのドアをノックする回数」として嫌う人もいるので、3回にしておくほうが無難かもしれません。
自分が面接する側の人間だったら、どのような人に来てもらいたいか?をイメージして、控室でも気を抜かず、心を落ち着けて面接に挑みましょう。
見られていると意識することで、あなた自身も適度な緊張感を保つことができるはずです。
ただし、緊張し過ぎるのはかえって逆効果なので、待っている間は本番に備えて、
志望動機や入室や退室までの面接の流れを頭の中でざっくりと確認することをお勧めします。
頭の中でシミュレーションを繰り返せば、不安や過度な緊張が軽減できるうえ、本番でスムーズに対応できるようになるからです。
とはいえ、面接がシミュレーション通りになることは少ないため、特定の質問や返答にこだわったり、丸暗記したことをしゃべろうとするのは得策ではありません。
「こんなことを聞かれたら、こう答えようかな」といった程度に、いろいろな場面を想定してシミュレーションしてみましょう。
そして名前が呼ばれたら、あなたがいることがわかるように大きな声で「はい」と返事をし、面接の部屋へと向かいましょう。
なお、ドアのノックは2回が普通ですが、人によっては「2回はトイレのドアをノックする回数」として嫌う人もいるので、3回にしておくほうが無難かもしれません。
自分が面接する側の人間だったら、どのような人に来てもらいたいか?をイメージして、控室でも気を抜かず、心を落ち着けて面接に挑みましょう。