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はじめに
いよいよ受験が目の前までやってきましたね!みなさん少しでも合格に近づきたいと勉強を頑張っていると思います。受験直前のこの時期は、少しでもパフォーマンスがUPする勉強法を実践することと体調管理が大切です。そこで今回は、受験生専門外来で数多くの受験生を指導してきた医学博士・吉田たかよし先生直伝の勉強効率UP術と、体調管理についてご紹介します。受験のためにはコンディションを整えておくこともとても大切なので、最後まで読んでくださいね!
吉田たかよし先生のプロフィール
灘中学校、灘高等学校、東京大学を卒業後、東京大学大学院を修了。NHKアナウンサーとして活躍後、北里大学医学部を卒業し、医師免許を取得。東京大学大学院・医学博士課程を修了。現在、本郷赤門前クリニックの院長を務める一方、学習カウンセリング協会理事長、新宿ストレスクリニック顧問、人間情報学会理事ヘルスケア部会長を務める。
吉田先生推奨。いますぐできる勉強効率UP術!
今回吉田先生に教えていただいた、勉強のパフォーマンスを上げるためにぜひみなさんに実践してほしいことを3つご紹介します。
スキマ時間を活用!1時間集中よりも、 “1分間×60回”が記憶定着に◎
長時間かけて記憶をしようとしても、脳が渋滞していき最終的に忘れてしまうもの。スキマ時間を使って少しずつ行うことで長期記憶ができるのが人間の脳の仕組みなんです。電車の中やちょっとした休憩時間など気づいたときに1分間集中してスキマ勉強をしてみてください。
座り続けない!自習室でも5〜15分に1度は立ち上がり歩く
自習室で集中して勉強しようとしても、なかなか頭に入ってこないという経験もあるのではないでしょうか? そんな時にオススメなのが、5分〜15分に一回は立ち上がることです。少しでも立ち上がることで脳が覚醒されて、記憶力も上がりやすくなるそうです。
寝る“直前”に総復習を。眠くなったらすぐに寝ることがポイント!
夜寝る直前に1日の総復習を行いましょう。場所はベッドで横になりながらでOKです。眠くなったら粘らずに寝ることがポイントです。寝る直前に復習をすることで、短期記憶を長期記憶に変えやすくすることができます。復習といっても思い出すだけ、ちらっと目に入れるだけでも効果があるそうです。
体調管理で受験対策!
受験当日のトラブルといえば、「体調不良」「忘れ物」「交通機関のトラブル」です。
特に「体調」は受験当日だけではなく、勉強時から整えておかないと脳のパフォーマンスが落ちて、記憶力も低下してしまいます。残された勉強期間も試験日もみんな平等です。体調不良になったからと言って試験日は待ってくれません。一発勝負の受験だからこそ、試験当日に100%の力を発揮できるよう体調にもしっかり気を配り受験対策しましょう!ここではヨーグルトを活用した体調管理法を紹介します。
ヨーグルトを朝晩2回食べる
消化器官と脳は表裏一体です。脳のコンディションを良くするためには腸内環境を整えておくことが大切です。そこでぜひ実践してほしい食習慣は、「ヨーグルト」を朝晩2回食べることです。朝だけでなく、夕食の後や夜食として食べると、腸のゴールデンタイム(午後10時から午前2時までの時間)に腸へ生きた乳酸菌を送り込むことができ、効果的です。
ヨーグルトの種類も大事!
ヨーグルトの乳酸菌により腸内環境が整うと、脳にも良い影響があり、不満や不安でイライラすることを抑えてくれ、思考力と記憶力を維持してくれることにも繋がります。
また乳酸菌には様々な種類があり、人間の腸に辿り着くと、それぞれ固有の働きで腸内細菌に働きかけます。
特に有名な乳酸菌Lactobacillus bulgaricus OLL1073R-1(以下、『R-1乳酸菌』)は人間の免疫力の要であるNK細胞(ウイルス と戦ってくれる細胞)を活性化させることが分かっています。
ストレスで免疫力が低下すると風邪やインフルエンザにかかるリスクが高まり、脳にも悪い影響を及ぼします。
『R-1乳酸菌』はこの免疫力を維持してくれる訳ですね。
体調不良に負けられないこの時期、お奨めのヨーグルトです!
おわりに
いかがでしたか?試験で最大のパフォーマンスを発揮するために役立つ、吉田先生のテクニックとヨーグルトを活用した体調管理法、ぜひみなさんも試してみてくださいね!