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オードリー・タンってどんな人?
みなさんは、弱冠35歳で台湾政府のIT担当大臣に就任したオードリー・タンさん、ご存知でしょうか? オードリーさんと言えば、新型コロナウィルス感染症が拡大するなかで、マスク不足解消のために、台湾の全6000カ所以上ある販売拠点のマスクの在庫が3分ごとに自動更新される「マスクマップ」を3日で開発。台湾での感染拡大を早期に抑え込んだということで、一躍全世界で有名になった気鋭のIT大臣です。
当時史上最年少(当時35歳)で台湾の大臣に就任。自らトランスジェンダーを公表したことでも知られています。IQ180とも言われる天才的頭脳を持ちながらも、小学校や中学校に適応できず、いじめにも遭い、学校に行くのが嫌で眠れない日々が続いていたそうです。
そんな中、14歳の時には中学校を離れ、勉強は独学。わずか15歳で起業し、プログラミング言語「Perl(パール)」など世界的に使われているオープンソースのプラグラミング言語の発展に寄与したことで、IT産業では誰もが注目する天才として認められました。
その後、台湾内外のIT企業の顧問として活動し、米アップル社のコンサルタントにも就任したものの、33歳でビジネス界から引退。同時期に台湾国内で起こった学生運動を、政府の情報を透明化させることを狙うハッカーチームの一員としてバックアップ。このときの功績が評価されたことがきっかけで、政界へ入り、活躍していらっしゃいます。
アウトプットテーマは、「変えたい社会の風景を見つける」
そんなオードリー・タンさんと、日本の10代がライブ配信で双方向にやりとりする、またとないチャンスが9月21日(月・祝)にあります。配信は英語ベースに行いますが、所々日本語でフォローするので、ちょうどいい英語の勉強にもなると思います。
ライブ配信は「Inspire High」のアプリ上で実施。ただ話を聞くのではなく、お題に対して自らアウトプットし、参加者同士でフィードバックしあうのが、Inspire High流のプログラム。
そして今回オードリーさんと一緒に考えるアウトプットテーマは「変えたい社会の風景を見つける」。まわりを眺めたときに違和感のある風景や、変えていきたい社会のワンシーンを考え、それをどんなふうに変えたいかを考えてもらいます。運がよければ、オードリーさんからも直接フィードバックがもらえるかも?
「未来の台湾旅行券」が当たるチャンスも
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