大学選びの重要な観点―キャリアの可能性を広げるための大学選び

はじめに

大学選びは、自分自身のキャリアの可能性を広げるための重要なステップです。そのうえで、大学での学びは将来のキャリアにおいて重要な役割を果たします。この記事では、高校生のみなさんが大学選びをする際に考慮すべき観点と、キャリアの展望を広げるための大学の選び方についてご紹介します。

キャリアと大学選びとは

大学1年生からキャリアを考える理由とその重要性
大学生活では多様な経験や出会いがあり、さまざまな価値観を持つ人たち(教員・友人など)とのコミュニケーションを通して、自己理解を深める良い機会です。キャリアを考える際には、自分自身の興味や価値観、長所(強み)や短所(弱点)を正確に把握することが重要です。1年次の時点で、客観的に自分を見つめ直し、キャリアに対する自己理解を深めることで、将来の選択肢をより適切に評価し、自身の目標に合ったキャリアパスを見つけることができます。

現代の社会は急速に変化しています。技術の進歩や新たな業界の出現など、キャリアに関わる環境は常に変動しています。1年次からキャリアを考えることは、将来の市場の需要やトレンドを予測し、自分自身を適応させるための準備をする意味でも重要です。例えば、キャリア教育を通じて、現在注目を集めている分野や技術について興味を持ち、学ぶことで、将来のキャリアの可能性を広げることができます。

学生一人ひとりを支える、順天堂大学国際教養学部のキャリア支援体制

1年次からのキャリア教育が充実した大学の例として、順天堂大学国際教養学部があります。
順天堂大学国際教養学部では、1年次からキャリア形成に関する必修授業をスタートし、早い段階で自分のキャリアをデザインしていきます。キャリア教育の科目も多く、多角的なアプローチで知識とスキルを獲得するため、柔軟な視点と思考力を身につけることができます。また、国際的に活躍されている職業人や組織との出会いの機会を多く持つことができるとともに、ゼミ形式で協同学習を行うのも同学部ならでは。さまざまな分野のプロフェッショナルに学ぶことで、自分の興味を深めていくことができます。
さらには学生を支援するキャリア教育担当の教員も、経験豊富な方ばかりなのが特長。実際に企業での人事・採用経験や、大学での就職・キャリア支援経験を有したキャリア教育のプロフェッショナルたちが、万全の体制で学生1人1人をサポートしています。
また、1年次からの担任制で教員が学生のキャリアや学業に関することだけでなく学生生活までフォローしており、3年次からはゼミ教員も学生の就職活動の状況等を把握し、1人1人を細かにサポートしています。(細かすぎて、教員はもはや親心を抱いている程だとか。)
その支援体制もあって就職内定率は、98.2%(2022年度卒業生実績)と、とても高い数字を誇っています。

就職活動の枠を超えて、人生そのものを応援する進路支援

とても手厚いキャリア教育を行う順天堂大学国際教養学部ですが、これだけではありません。
進路に迷った時、先生や先輩に相談するケースは多いと思いますが、同学部ではキャリアコンサルタント(国家資格)を有するカウンセラーが個別での進路相談を実施。就職・キャリア支援室にて、カウンセラーと、進路に関するあらゆる相談を個別に行うことができます。このキャリア相談も1年次のうちから利用可能で、なんでも相談することができるのが特徴です。(相談することが無いなら、「無いと報告にくればよい」という程、相談への敷居は低いそうです。)
また就職・キャリア支援室では、さまざまな就職・キャリアに関する雑誌、書籍、企業情報などを用意。さらに就活支援サイト「順大就職NAVI」では、求人票や先輩の就活体験談、セミナー情報といった就職活動に役立つ情報を効率よく収集することができます。
就職だけでなく、大学院に進む先輩が多いのも同学部の特長。順天堂大学の大学院はもちろん、他大学の大学院に進学する方もいます。就職活動の枠を超えて、人生そのものを応援するのが順天堂大学国際教養学部の進路支援と言えるでしょう。

世界で通用する国際教養を身につける、順天堂大学国際教養学部

授業、キャリア教育ともに充実している順天堂大学は、日本最古の医学教育機関として、江戸時代後期に創立しました。今日に至るまで、常に社会や時代の要請に応えながら絶え間なく教育・研究・診療活動を続け、近代医学教育の普及と人材育成に取り組んでいます。
順天堂大学の学是は「仁」。「仁」とは、自分本位に行動するのではなく、常に他人の気持ちを思いやり、理解し、敬う心を表します。この「仁」に加えて理念である「不断前進」、学風の「三無主義」の精神を大切にした教育を実施。国際教養学部においては、グローバル目線の教養はもちろん、順天堂大学が長年培ってきた医療・健康・保健・福祉を背景とし、健康に関する知識、そしてグローバル社会におけるさまざまな課題への理解、異文化コミュニケーションに関する知見を深めることができるカリキュラムを設定しています。
それぞれ、国際的な健康について学ぶ「グローバルヘルスサービス領域」、世界の多様な課題への気づきを学ぶ「グローバル社会領域」、共生社会におけるコミュニケーションのあり方を学ぶ「異文化コミュニケーション領域」に分かれており、将来の夢や目標に合わせながら、各領域において学びを深めることができます。

おわりに

現代社会では、国際的な視点や異文化理解、国際的なコミュニケーション能力がますます重要視されています。企業では、グローバルな環境での競争力を高めるため、多様性の理解と国際性のある人材がますます求められています。これらのスキルを磨くことで、グローバル社会で活躍する競争力を高めることができます。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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