「英語を」学ぶ 「英語で」学ぶ 関西外国語大学で何を学ぶ?

はじめに

グローバル化の加速やICTの進展で、未来の予測が極めて困難な時代になり、何よりも確かな目を持って歩むことが求められています。こうした社会への突入を見越して、教育内容を刷新、進化し続けている関西外国語大学についてスタディプラス編集部が紹介します!

関西外国語大学は、社会のグローバル化の動きを的確にとらえ、時代の先を行く教育体制を整えてきました。2023年度には新たな学部として「国際共生学部」、外国語学部に新たな学科として「英語・デジタルコミュニケーション学科」を開設しています。また、学生の成長の根幹となっているのが「留学」です。交換留学制度を始めて50年が過ぎ、長年にわたり築き上げてきた独自の留学ネットワークこそ、同大学の最大の強みとなっています。
多彩な留学プログラムの中で、とくに重要視しているのは「専門分野」を学ぶ留学です。語学をツールとし、現地の学生とともに学んで専門知識を修得しています。これまで「語学+α」の学びと探求を通して、新しい時代のグローバル人材を育てています。

高等学校では、自ら考え、自ら計画立案し、課題解決能力や社会での実践力を養うために「総合的な探究の時間」が設定されました。高校で培われた基礎的な力を総合的に発展させ、高度な実践力とし、ステージを世界に広げていくための環境が関西外国語大学には整っています。

新たなグローバル社会の構築に向けて

日本で生活を送る外国人は300万人にのぼるといわれている一方で、日本語を教えることができる教員は3万人にすぎないと言われています。
「日本で暮らす外国人とどのようにコミュニケーションを図っていくのか」
「日本をどのように世界に向けて発信していくのか」
真のグローバル化を達成するためには重要な課題であり、乗り越えなければならないハードルとなっています。

この課題に対し、関西外国語大学は2024年4月、外国語学部に「国際日本学科」を開設する予定です。同学科では、高度な英語運用能力を身に付け、幅広く奥深いさまざまな日本文化の発信力を磨くことができます。さらに企業や地域のコミュニティーの現場で国際化に貢献できる人材を育てるとともに、優れた日本語教員が養成される予定です。

日本と世界をつなぐフィールドは海外に限られるわけではありません。国内において、外国人を日本社会の一員として受け入れ、共生していくことは必然となっています。高度で実践的な英語力と日本語や日本文化の豊かな専門知識を備え、急増する外国人労働者に日本語を教授し、世界に向けて〝日本〟を発信できる人材が創られます。

オールイングリッシュで留学生と共に学ぶ 国際共生学部

2023年4月にスタートした国際共生学部は、
「オールイングリッシュで学ぶ」
「欧米を中心とした海外留学生と共に学ぶ」
「豊富な体験型学習で自発的に学び、活動する」
「グローバルチャレンジ留学」
これら4つの特徴を持つ学部です。

オールイングリッシュで海外からの留学生と共に学ぶのは、人文科学、社会科学、ビジネス・経済学の3分野です。高度な実践的英語力を使って、異なる文化や価値観を理解し、多角的に課題解決に取り組むには、この3分野をバランスよく学んでいく必要があります。

さらに同学部では、学生が自発的に学び、活動していくために、実践型の学習(Experiential Learning)を積極的に取り入れています。実践型の課題解決授業をはじめ、国内外でのインターンシップやボランティア活動のほか、サービスラーニングにも力を入れています。

海外留学については、学部独自のものとして原則1年間の「グローバルチャレンジ留学」があります。事前に研究調査して設定したグローバル社会をめぐる課題について、留学先の大学の授業やさまざまな課外活動を通して取り組んでいきます。独自の「給付型」留学奨学金が設けられており、留学にかかる自己負担金を大きく軽減できる点も大きな魅力です。

同学部の学生からは、「多様なバックグラウンドを持つクラスメイトから刺激を受けている」「将来国際機関で働きたいと考えているため、授業や暮らしの中で英語を使う4年間で、夢の実現へ着実に歩みたい」といった声が聞かれます。

英語とデジタルの両輪で人材育成 英語・デジタルコミュニケーション学科

2023年4月に、外国語学部に新たに設けられた英語・デジタルコミュニケーション学科は、「英語」と「デジタル」を両輪として、学びを深めることにより国際社会で活躍できるデジタル人材を育てます。

IT業界では英語が共通語とされており、プログラミングやAI、データ分析なども英語が基本となっています。デジタルを理解して、デジタルを使いこなしていくために「高度な実践的英語能力」が欠かせないことは世界の常識となってきています。技術力はあっても英語で理解を深め、英語でコミュニケーションを取れる人材が不可欠です。

同学科では、デジタルスキルを英語で学び、関連表現や語彙の力を身に付けることができるほか、テクノロジーに関して技術者と英語でコミュニケーションを図ることができる力も養うことができます。
また、AIやロボットがどのように生活や社会を変えていくのかといった社会科学的な考え方や、プログラミング、データ分析経済学などの専門技術や知識も身に付けていきます。

同学科の学生たちは、「最新のデジタル技術を留学先の大学で学びたい」「技術者と英語でコミュニケーションが取れるようになりたい」といった思いで積極的に学んでいます。

充実した留学制度と奨学金

関西外国語大学は、4週間から最長3年までの多彩な留学プログラムを備えています。語学留学だけでなく、語学をツールとして、専門分野を現地の学生とともに学ぶプログラムや、同学と留学先大学の2つの学位取得をめざせるプログラムなどさまざまな機会があります。

多様な留学制度から自分に合ったプログラムを探すことができるので、多くの学生がオリジナルの道を切り開いています。

毎年、留学を通して成長する学生たちは多くいます。「教育の力で世界を変えたい」という思いからアメリカの大学院に進学を決意した学生、客室乗務員を目指していたけれど、留学先での最先端のビジネスを学びがきっかけとなり会計士を目指すようになった学生など、その目標や思いもさまざま。学生たちのリアルな声を、ぜひ動画でご覧になってください。

また、一人ひとりの学生の夢を応援するために設けられた独自の「給付型」留学奨学金制度も充実しています。留学先大学での授業料・住居費・食費が免除、または支給される「フルスカラシップ制度」と、留学先大学での授業料が免除、または支給される「スカラシップ制度」があります。円高の影響もあり、留学費用が高額になっている現在。定員制ではなく、支給基準(学内基準やTOEFLの点数)を満たせば奨学金が支給される留学奨学金制度は夢を抱く学生の心強い味方になるでしょう。費用の心配をせずに、留学にチャレンジできることは、大学選びの大きなポイントといえます。

おわりに

実際に自分の目でキャンパスや学生を見て、その大学での学びを体験できるオープンキャンパスへの参加は必須です。関西外国語大学では、多面的に大学のことを理解することができるオープンキャンパスを開催します。

2023年7月22日・23日には客室乗務員として活躍してきた卒業生の講話やキャンパスツアーなどが実施予定です。また、7月29日にはオンライン・オフライン同時開催で、体験授業・卒業生のトーク・在校生による学部学科紹介など盛りだくさんなイベントが用意されています。

関西外国語大学の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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