時代に合わせて大学も変わる! 新時代のグローバル人材って?

はじめに

世界中の人たちとつながるために、どんな力が大切だと思いますか?
複数の言語を使いこなして活躍する人が増え、言語スキルがあれば大丈夫と思われがち。しかし、世界を舞台に活躍するための本当の壁は、言語ではないのです。
たとえば海外では、エレベーターに乗るときなど「Hello!」とひと言添えるのがマナー。それがないだけで「失礼な人」、それどころか「挙動が怪しい人」と思われかねません。また、私たち日本人は海外の人に「きれいな目の色(髪の色)ですね」とつい褒めてしまいますが、人前で身体的な特徴に触れるのは国際的にはマナー違反。相手を身構えさせてしまいます。
このように、単に言葉を使えるだけでなく、異なる文化や価値観を理解し、深いコミュニケーションにつなげるスキルこそが、現代の国際社会の“基礎教養”なのです。
今回の特集では、新時代のグローバル人材になるために、どんな学びが必要なのか見ていきましょう。

新時代のグローバル人材とは?

デジタル化や情報技術の進化、環境問題などにより、現代社会の課題は高度に複雑化・国際化しています。これらの課題を解決するには、自分の持ち場だけに留まらない、グローバル人材の存在が不可欠です。

では、これからのグローバル人材には、具体的にどんな能力が重要なのでしょうか?
それは多様な文化やそれに根ざした価値観を理解し、一方的に「伝える」だけでなく、立場を超えて「つなぐ」ことができる力です。そのためには、大局的にものごとを捉える視点に加え、さまざまな地域の特色や事情を理解するローカルな視点をあわせ持つことが求められます。
インターネット上でも、世界に広がる交通網でも、簡単に国を超えられる時代だからこそ、自身のルーツやローカルな文化、他者との違いに誇りを持ちたいという考え方が大きくなっています。「ひとつになる」時代は終わり、「違いに価値がある」時代がきています。
生まれ育った文化にプライドを持ちながら、他者の背景にも同じだけの敬意を払って接する人こそが、真の相互理解のうえに新たな解決法を導く新時代のグローバル人材になっていくでしょう。

世界で活躍したい人にピッタリな大学をご紹介

皆さんのなかには海外で仕事をすることに興味があったり、国内外を問わず活躍したいという気持ちがある人がいると思います。さきほど見てきたような、国際社会で求められるグローバル人材になるために、どのように学べばいいか悩む人もいるかもしれません。
そんな人にピッタリの大学があります。
それはズバリ、「学習院大学」!
学習院大学では、2026年4月に「国際文化交流学部」を新設予定(構想中/2025年3月現在)。この新学部では、どんなことが学べるか紹介します。

「国際文化交流学部」で、どんなことが学べる?

学習院大学の国際文化交流学部は、「日本を学ぶ、世界を知る、英語で伝える」がコンセプト。日本文化や国際儀礼、地域開発、時事問題といったグローバル人材に欠かせない教養を、最先端の実務家や専門家、海外研修などから学ぶ幅広い学部共通科目が特徴です。
同時に、日本文化学科・国際コミュニケーション学科・英語コミュニケーション学科のそれぞれで、自分の軸を深め、国際人としての自信を育てていきます。

日本文化学科
文学・芸術・思想、民俗・歴史、現代社会、比較文化の4つの分野から日本文化を総合的にとらえ、世界へ発信する力を養います。茶道、香道、書道、有職故実といった伝統文化を理論と実践の両面から学べるカリキュラムも充実。また、多くの留学生と一緒に学び、語学力や情報処理能力など、高いコミュニケーションスキルを修得できます。

国際コミュニケーション学科
国際関係、地域文化、英語圏文化の3つの軸に、歴史、政治、経済、法、開発、環境、メディアまで幅広い分野からアプローチ。そのうえで、さまざまな地域や文化が共存・協働する方法を探求し、よりよい国際社会の実現に貢献できる資質を身につけます。分野を超えた広い視点を持つことで、自分が本当に掘り下げたいテーマに出会える学科です。

英語コミュニケーション学科
高度かつ実践的な英語運用能力と豊かな国際教養を備えたグローバル人材を育成します。主要な国際問題や国連の取り組みなど国際人としての基礎知識を修得するとともに、専門演習(ゼミ)では、英語でのディスカッション・ディベートを中心に展開。2年次には全員が海外の提携大学へ半年間留学し、実地に英語力の深化・向上を図ります。

これらの学びを通じて、「世界の中の日本」「世界の中の自分」を発見しながら、芯の強さと広い視野を兼ね備えたグローバル人材へ成長できるのが、国際文化交流学部の大きな魅力です。
※国際文化交流学部は設置構想中であり、今後、内容が変更となる可能性があります。(2025年3月現在)

おわりに

国の内外を問わず、幅広く活躍できる人になるためのヒントは見つかりましたか?
ご紹介した学習院大学の国際文化交流学部では、世界に通用する実践的なコミュニケーション能力と、日本や世界の文化への深い造詣とを両立する学びで、将来の選択肢を大きく広げられます。
新しい学びに興味を持った方は、ぜひ下記のサイトから学習院大学の魅力に触れてみてください!

この記事を書いた人
    【PR】Studyplus編集部
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