この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。
はじめに
今日の先輩は、過去問を使い、同じ間違いをしないようにするだけでなく、関連する箇所や用語まで芋づる式に覚えることで、受験勉強の時間を有効活用したらいむぎさんの体験記です。
◆過去問の勉強はルーティーン化!試験本番で出そうな問題は完璧に
志望校も決まっていましたので、夏に終わらなかった基礎的なことを続けながら、「大学入試センター試験過去問レビュー」(河合出版編集部)を使って過去問を解きました。(手順は次の通りです)
1.時間通りに計って問題を解き、答え合わせ。
2.間違えてしまった問題は、
①ケアレスミスなのか
②覚え間違いなのか
③解き方が定着してないだけか
④未知の問題なのか
を見極め、それぞれにあった方法でやり直す。
3.問題文にある「今回は問題にされなかったけどいつか問題や解答になりそうな箇所や単語」にマーカーをひき、芋づる式で覚えられそうなこと(年号、関係する人物名など)を調べて横に書き記す。
4.選択肢問題で、正解ではない選択肢の「間違っている理由」を調べながら書く。
模試に出る、ということは本番の試験で出そうだと思われている問題だからです。模試のやり直しを完璧にしておけば、受験勉強の時間を有効に使えると考えたからです。
―効果はでましたか。
はい。別選択肢で出てきた単語が解答になる問題が、本番で本当に出題されました。
私の場合、答えを見るだけでは覚えらず、教科書や参考書で確認しないとやり直しができなかったで、参考書は図や配置までも覚えているくらいまで、繰り返しを何度も読み込みました。
2学期が始まって約2ヶ月間の間に多くの問題集に1から取り組んでしまったことです。
―それをどうやって乗り越えましたか。
模試のやり直しをやっていると問題集をやらずとも教科書や参考書を開いてどんどん覚えていけたので、あれこれと問題集をやるよりも模試のやり直しを重要視するようにしました。
―勉強がはかどる場所はどこでしたか。
自習室です。前の席の人より長い時間勉強するルールを決めて、ゲーム感覚で勉強していました。
受験期から、勉強を可視化できて自分の頑張りを感じられるものとして。そして少しでも毎日取り組むことで勉強の習慣づけができるようにStudyplusを使い始めました。
やり始めるとアプリのグラフから一教科ばかり時間を使っていることや、もっと基礎から時間をかけるべき教科から逃げていたことなど、今まで気がつかないことがよくわかりました。
―どのような効果がありましたか。
毎日30分でもやれているか確認する習慣が身につきました。同じ高校の人たちの勉強時間から影響を受け、その人達より多く勉強しようという気持ちになりました。
◆受験生へのメッセージ!
これから季節が流れるとともに気温が低くなっていきます。お茶をあたたかいものに変えたり、カイロを持って行ったりして体調管理には気をつけてください。
そしてインフルエンザの季節もやってきます。周りのためにも自分のためにも絶対予防接種しましょう!
心配事があるとヒトは集中できなくなると言います。もし勉強に不安が出てきたら(それ以外でも)先生や友達、頼れる先輩後輩、家族らに相談するようにしてストレスから出来るだけ遠くに離れるようにしましょう。
できるだけ多くの方々が本番でベストが出せ、志望する進路に行く事が出来ますように祈っております。