【京都大学(薬)】成績を左右する「睡眠時間」をコントロールして入試本番でも本領発揮!

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はじめに

模試での結果が思わしくなかったりすると、焦りと不安でいっぱいになってしまいますよね。しかし、どんなときもひたすら勉強し続けるのが正しいとも、一概には言えません。

今回は、自分の状況をきちんと把握し、時にリフレッシュしながら効率よく勉強することで合格につなげた先輩に、お話をお聞きしました!

◆A判定もあればD判定も。その差は「睡眠時間」だと気づいた

ー今振り返って、受験生としての秋はどうでしたか?

第2回駿台全国模試が返ってきて、初めてA判定を取ってかなり嬉しかったですね。

ただ、模試での調子の波が大きかったことには苦労しました。

調子のいいときはオープン模試でA判定あたりを取れましたが、一方で悪い時はD判定の真ん中。元々自分でも実力はあると思っていただけに、調子で入試結果が決まってしまうと思うと、精神的にもまいってしまいました。

ーその苦労は、どのようにして乗り越えましたか?

考えたところ、原因は模試前日に睡眠がとれていないことだと思ったので、オープン模試などは体調管理を測る場だと割り切って、前日に寝る訓練(どうやったら寝れるかを模索)をしていました。

実際にこれは入試本番で活きて、調子のいい状態で入試に臨めました。

◆秋の受験勉強は、追い込みよりあえて「やっていて楽しいもの」を

ー秋の受験勉強はどういったものを重点的に?

志望校は決まっていて、秋の前半は生物の論述系をかなりやり込んでいたと思います。この時期は精神的にもかなり余裕があったので、時間を測りながら、赤本で一教科の一年分の問題を解いていました。

時間があるときは、東大の生物25カ年や京府医の生物、阪大英語20カ年など難しい大学の赤本を解いて問題を純粋に楽しんだりしましたね。

秋の後半は全科目のセンター試験対策、特にセンターだけでしか扱わない地理を中心に対策していました。

ーそこに重点を置いた理由は?

この時期はまだ体力温存すべきだと思ってたので、秋の前半は自分がやっていて楽しいと思うものばかりやっていました。

後半は、センター型が苦手だからそろそろやらなければと思って始めました。現役ではセンター地理はかなり良かったんですが、そのぶん浪人期間でまったく触れてなかったのでやりこみましたね。

◆じっくり余裕を持って取り組めたことで、基礎力が身についた

ーその勉強は効果的でしたか?

はい、前半の勉強と後半の勉強でそれぞれ役割を果たせたと思います。

前半の勉強でオープン模試の問題もかなり余裕を持って取り組めたし、さまざまな赤本をこの時期にやることで、その問題背景も理解しつつ余裕を持って解けたので、基礎力を鍛えられました。

秋後半の勉強に関しては、センターが非常に苦手であるにもかかわらず本番でボーダーにつけることができたことから明らかだと思います。
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