勉強疲れを癒やすマインドフルネス瞑想

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はじめに

みなさんはストレス解消の方法を持っていますか? 勉強に集中して取り組むことも大事ですが、ストレスを解消することも大事です。そこで、勉強でたまった疲れを癒やす「マインドフルネス瞑想」を紹介しましょう。

仏教思想と心理学が融合したリラクゼーション法

瞑想と聞くと、「神秘的」と思う人もいるかもしれませんし、「うさんくさい」と思う人もいるかもしれません。ですが、マインドフルネス瞑想は、医療や福祉の現場でも使われている、科学的なリラクゼーション法なのです。

マインドフルネス瞑想は東洋の仏教思想と西洋の心理学の要素を合わせて、アメリカで開発されました。
数十年にわたってアメリカでは研究・実践が進んでいて、Googleなどの最先端の企業が研修プログラムで導入していることでも知られています。

ストレスが消え、ポジティブになれる


マインドフルネス瞑想は、心に以下のようなよい効果をもたらします。


・ストレスが解消できる
・ポジティブになれる
・鬱々とした気分が抑えられる
・不安な気分が抑えられる
・心が豊かになる
・人に対して思いやりを持てる
・さびしさが減る
・感情をコントロールできるようになる
・自分を深く振り返ることができる



勉強に疲れたときや、うまく進まずイライラを感じたときなどに試してみるとよいでしょう。
前述のとおり、「心が豊かになる」「人に対して思いやりを持てる」という効果もありますので、家族や友だちとのコミュニケーションをよりよいものにすることもできるでしょう。

マインドフルネス瞑想の基本的なやり方


マインドフルネス瞑想の基本的なやり方を説明しましょう。
まず、姿勢は以下のようにします。


1. 背筋をのばしてイスに座るか、床に座ります。イスに座る場合は、足を組まず、両足の裏を地面につけます。
2. 肩を3~4回まわして胸を開きます。
3. 身体の力を抜き、両手をヒザの上に乗せます。
4. 目は軽く閉じるか、うすく開きます。



次に呼吸のやり方です。

呼吸は空気を吸うときにお腹がふくらんで、吐き出すときにお腹がへこむ、腹式呼吸をゆったりと行ないます。
息は鼻から吸って鼻から吐きます。

呼吸の基本はこういうものですが、あまり意識せず、リラックスして呼吸することを大事にしてください。

静かな部屋で上記の姿勢と呼吸で行うのが、マインドフルネス瞑想です。
1回につき10分程度、ゆったりとした気分で行うとよいでしょう。
瞑想中、いろいろな考えが浮かんでくるかもしれませんが、それをコントロールしようとはせず、ありのまま受け入れるようにしてください。
「うまく瞑想できないな」などと考える必要はありません。

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