THE 1行雑学 #2 〜世界史編〜

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クリスマスは別にキリストの誕生日じゃない!?

一般的にクリスマスを祝うのは、「イエス=キリストの誕生日だから」とされていますが、12月25日はキリストの誕生日ではありません。

本当は、キリストの正しい誕生日はわかっていないのです。
キリスト教の聖典で2世紀の初めに成立した『新約聖書』にも、キリストの正しい誕生日は記録されていません。

関係のないはずの日がキリストの誕生日とされているのは、どうやら「太陽の誕生日」と関係しているようです。
キリスト教が布教される前のローマ帝国では、「ミトラ教」という宗教が流布しており、この教えの中では「12月25日は太陽の誕生日」と定められていました。
この後キリスト教が広く布教された過程で、その2つが結びつけられたのでは、と言われる説もあります。

(『二人の盗賊とキリストの磔刑』 ハンス・フォン・アーヘン画)

次回予告

さて、世界史1行雑学、いかがだったでしょうか?
少しでも世界史に興味が湧いたのならうれしく思います。

全然知らない国や時代だからこそ、0から知れる楽しさがあります。
ぜひ、気になった国の歴史を調べてみてください!

次回は、日本の都道府県の1行雑学を紹介します。

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