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はじめに
部活と受験勉強の両立は難しいもの。今回は、現役時代は部活との両立に失敗して浪人したものの、その後勉強方法を見直して見事志望校への合格を掴んだayumiさんの体験談です。
◆広めに複数の志望大学の過去問を解き、自分との相性をチェック
まだ第一志望は決まっていませんでしたが、受けたい大学はある程度決まってきていましたので、それらの大学の過去問を解き始めました。その後、第一志望の大学を決め、その過去問をやりました。
―その勉強に重点を置いたのはなぜですか。
受けたい大学の問題を解いてみることによって、自分に相性の良い大学を探るためです。
第一志望の大学の問題の場合は、自分の苦手な部分をはっきりさせるために解いていました。
―効果はでましたか。
秋のうちに受けたい大学の過去問をおおむねこなしたので、入試の直前期は第一志望の大学の過去問に集中することができました。
また第一志望の大学の問題を解くことで、その試験の傾向や特殊問題の有無について知ることができたので、その後の学習に活かすことができました。
私は、現役時は自分が行きたいと思うレベルの大学に合格できずに浪人をしたんです。
合格できなかった原因は、部活を高校3年の6月頃までやっていて受験勉強のスタートが遅かったこともあって、部活から勉強への切り替えがうまくできなかったことだと思っています。
受験勉強を遅く始めたことから、成績をあげるのに時間がかかる英語がとても苦手になってしまいました。
勉強が足りないことに焦って基礎を飛ばしていきなり長文に挑戦してみましたが、やはりまったく読めませんでした。
第一志望の英語の過去問は3割しか得点できないまま入試に挑み、結果は当然のごとく不合格でした。
合格発表の日(不合格確定の日)から1年後の入試に備え、勉強を始めたんです。3月からは英語の英単語や英文法などの基礎固めを徹底して行いました。
基礎が固まって来てから英文読解の学習を並行して始めていきました。最初の頃はひとつの文を理解するのもやっとでしたが、何度も同じ参考書を繰り返していくうちに、英文が徐々に読めるようになってきました。
夏の終わりの模試では英語の偏差値が70を越えたので、苦手意識からは少しずつ脱却できたと思います。
現役時の失敗を生かし、地道に基礎固めから受験勉強に臨んだことが、結果的には1番の成功の要因だったと思います。
高2の冬から、勉強時間を可視化して、モチベーションを上げるために活用していました。
まずは教科ごとのバランス確認をしました。次に同じ大学を目指す人の記録を見て、モチベーションを上げていました。
その後、自分よりも成績の良い人や、選択科目が同じ人達から勉強法を聞くことなど情報収集に役立てました。
―どのような効果が得られましたか。
はっきりしたことは「勉強する習慣がつく」ということですね。
◆大学では出版サークルでの雑誌づくりに熱中しています!
将来の希望はまだはっきりしていなのですけれど、大学の出版サークルでフリーペーパーや、Milestone Expressという雑誌などの作成に力を注いでいます。
受験は自分を成長させる大きなチャンスです!!今は辛くても、後から振り返った時に「あの頃、頑張って良かったなぁ」と思えるような時間にできるように頑張ってください!
皆さんの頑張りを心から応援しています!
ayumiさんの受験プロフィール
・【合格】 商学部
・【不合格】社会科学学部
・【不合格】教育学部
明治大学
・【合格】商学部
・【合格】経営学部
法政大学
・【合格】 経営学部
東京理科大学
・【合格】経営学部
成蹊大学
・【合格】 法学部
専修大学
・【合格】商学部
昭和女子大学
・【合格】 グローバルビジネス学部