
ニーズ増加中!健康な体づくりをサポートする“健康運動指導士”って?
2019/01/28この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。
健康運動指導士を目指せる大学の一つである立命館大学
今回、立命館大学のスポーツ健康科学部の教授である真田樹義先生にお話を伺ってきました!先生自身も健康運動指導士であり、専門分野は健康づくりのための運動処方(運動処方とは、個々人の心身の状態に合わせて運動プログラムを作成することです)。
――健康運動指導士を養成する中で、スポーツ健康科学部の特徴を教えてください!
「教員が25名中5名、健康運動指導士の資格を持っているのは最大の強みだと思います。だから健康・体力づくりに対する意識も高いです。学生も「運動指導者になりたい!」「人と関わりたい!」と思う子が資格取得を検討し始め、私のゼミ生は全員が資格の取得を目指します。合格率は累計約8割を超えています。」
――健康運動指導士の資格を取得した学生はどのようなところに就職していますか?
「スポーツクラブや一般企業の社員の健康づくりに関連する部署に就職した例があります。また、在学中に心臓リハビリテーションを行っている病院で研修し、その結果データを共有し卒業論文まで書き上げ、そのままその病院に就職した学生もいます。大学病院や市の病院、個人経営の病院でも健康運動指導士の人材ニーズはとっても高いです。沖縄県の健康づくり財団に入った子もいますよ。病院だとお給料面も良いですし、健康運動指導士だと資格手当てがつく就職先もあります。」
――なるほど、これからの時代において、ニーズも高まりそうですね。
「そうですね、健康運動指導士は多方面に活かせる資格なので求人は多いですし、これからの時代に必要とされる人材です。ハローワーク等で職業案件を調べると、健康運動指導士を採用したいという企業や財団がたくさん出てきます。出産等で一度仕事をお休みしたとしても、再就職先には困らないと思いますよ。資格を持っておけば第二のキャリアとしても使えます。
スポーツや健康などの分野で興味がある人は、挑戦してほしいですね。」
左:事務室の島田大輔さん
学生のカリキュラムを先生と一緒に考え、あらゆる面から学生をサポートしてくれています。
知れば知るほど、健康運動指導士は、今後の社会環境で求められている人材であることが分かりますよね。真田先生、ありがとうございました!
おわりに
これからの時代に必要とされる“健康運動指導士”は、多くの人の健康を支える仕事です。この資格について高校生で知っていれば、大学選びも変わります。少しでもスポーツや運動、健康に興味のある人は、将来の有利なキャリアとして考えてみてはいかがですか?
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