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YOUは何でマギーグルッペ?
▲ステージ前、円陣を組んで気合いを入れる部員たち
マギーグルッペの現在の部員数は56人で、男女比は7:3ほどです。さぞかし皆さん手品漬けの日々を送っているのかと思いきや、全員が参加する大舞台は9月の「学外発表会」のみ。
あとは選ばれしマジシャンだけが出場できる5月&12月の「連盟発表会」と、2年生が中心になって技を披露する11月の「明大祭」が主なステージで、本番前に集中的な練習をする以外はゆるっとしているそうです。
馬場さん「バーベキューや富士急ハイランドに行ったり、いろんなイベントがあって楽しいです」
普段は“奇術感”薄めのようです(笑)。
そして最大の謎が、50超ある明治大学のサークルの中からなぜ「マギーグルッペ」を選んだのでしょうか。
馬場さんは、「勧誘のときのトランプマジックに吸い寄せられた」と証言。
そして「やったことのないことにチャレンジしたかった」と語った百田さん含め、歴代の部員たちのほとんどが初心者で、マジックに熱い想いを持ってやってくる人は少数派なのだそうです。
そのレアケースのひとりが、「中高から奇術部」と語るマジック歴7年目の住谷さん。
住谷「ゆくゆくはマジックの団体を作って、もっと技を披露できる場を作っていくのが目標です」と語っていました。
マギーグルッペの快感
ここで新入生の皆さんにアピール(=勧誘)としてマジックの醍醐味聞いてみると、全員がほぼ同じ回答になりました。
住谷「人って、本当に驚くと拍手とかじゃなくて『おおお』って声が出るんです。それを聞けたときはすごく気持ちがいいですね」
住谷「人って、本当に驚くと拍手とかじゃなくて『おおお』って声が出るんです。それを聞けたときはすごく気持ちがいいですね」
▲マジックが成功し、観客からの拍手が何より嬉しい
――練習を積んだ上で聞く拍手や歓声は格別でしょうね。また就活の際、マジックを面接官に披露して見事採用になった先輩もいるそうです。しかし今、マギーグルッペにはある悩みがあるといいます。
住谷「鳩マジックを教えられる人がひとりもいないんです。マギーは師弟制度をとっていて、技を先輩から継承していくような仕組みになっているんですけど、鳩については現役世代で教えられる人がいなくなってしまって…」
そういった意味でもマギーグルッペでは新メンバーの加入を熱望しています。
住谷「入部した人のほとんどが初心者ですし、デビューの場となる11月の明大祭までは歓迎会や旅行といった楽しいイベントが盛りだくさんです。そうしてデビューした後はもう辞めにくいので、あまり退部する人はいません」
と、マギーグルッペの見事なからくりも明かしてくれました。
マギーグルッペの詳しい情報は HPも御覧ください。