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はじめに
グローバル人材の必要性から、様々な大学でグローバル教育が始まっています。しかし、グローバル教育と一言で言っても、何に力を入れているかは大学によって異なります。特に、「留学」への考え方は、学生の留学における満足度を左右する大事なポイントです。海外提携大学の数やレベル、事前・事後の支援体制など、貴重な留学だからこそしっかりと内容を比較して、自分に合った大学を選びたいですよね。
今回は、先導的な教育・人材育成プログラムを実施している成蹊大学のグローバル教育プログラム「EAGLE」についてご紹介します。長年、培ってきた国際教育のエッセンスがぎゅっとつまった新しいプログラムです。
EAGLEとは?
大胆な大学改革に取り組んでいる成蹊大学。その一環としてスタートしたのが、文科系4学部6学科(現代経済学科、総合経営学科、法律学科、政治学科、英語英米文学科、国際文化学科)を対象とする学部横断型グローバル教育プログラム「EAGLE(イーグル)」(Education for Academic and Global Learners in English)です。
EAGLEは、学修意欲、英語力の高い選抜された30名の学生が、各学部学科に所属しながら少人数の授業で学ぶ、特別な教育プログラムです。このプログラムの最大の特徴は、学生たちが世界で得た知識や経験をいかにキャリアにつなげるかを目標にしているところにあります。そのための専用カリキュラムやプログラムを用意しているのが特徴です。
今の中学生や高校生が、社会の中核を担う2040年、2050年の未来を見据えて、グローバルな舞台に"鷲"のように力強く羽ばたく人材を育てていきます!
留学準備から、ケンブリッジへの短期留学をはじめとした各種留学、帰国後のキャリアデザインまで一貫して徹底的にサポートします!
Step1.入学後は英語漬けの日々
入学後は、集中的に英語力を鍛えます。EAGLE専用の英語科目やセミナーにより、読む、書く、話す、聞くの英語の4つの力(4技能)を徹底強化します。留学に挑むにあたってIELTSやTOEFLなど留学先の大学が要求するレベルまでスコアアップを目指します。
また、特徴的なプログラムとして「エンパワーメントプログラム」があります。
これは、学内で北米の一流大学の大学生や大学院生の指導のもと、徹底的に英語でディスカッションをしたり協同作業を行うプログラムです。これにより、自分の意見を英語で発信するなど、留学生活を行うために必要なスキルを養います。
Step2.ケンブリッジ大学へ短期留学
1年次に3週間ほど全員必修で、ケンブリッジ大学ペンブルックカレッジという名門大学で英語や専門科目を学びます。留学中はケンブリッジの学生がPA(プログラムアシスタント)として面倒を見てくれます。日々の学修や生活で学問的・実践的な英語を習得することができ、まさにイギリス文化そのものが体感できるプログラムです。
Step3.中期、長期の本格留学へ
2年次からは、中・長期留学への参加が強く推奨されています。
留学先は欧米の14大学、アジア・オセアニアの17大学(2020年4月現在)があります。その他、一般財団法人JSAFが提供するプログラムを利用して、欧米など約120大学に留学することも可能です。
中期留学では海外インターンシップ付きの留学プログラムもあり、現地で英語を学んだ後、現地企業で海外インターンシップを行います。
海外での就業体験は、日本との違いや多様性への理解を深める良いきっかけとなるでしょう。
こちらも、留学奨学金給付※に加え、成蹊大学納付金の3分の2減免や留学先授業料の減免※などの経済的バックアップも充実しているので安心して経験を積めますね。
※一定の語学基準を満たした場合に給付。
※留学先により自己負担の場合あり。
Step4.成蹊大学ならではのキャリアプログラムも充実
成蹊大学では独自のキャリア教育プログラム「丸の内ビジネス研修(MBT)」があります。3年次前期に学内での研修や、企業担当者の指導のもとで与えられた課題に取り組む研修を経て、夏休みに丸の内にある一流企業でインターンシップを行い、最後に成果を発表します。このプログラムにおいてEAGLEに所属する学生には優先参加枠の設定を予定しています。特にこのプログラムには海外インターンシップ枠もあり、グローバルなキャリアを鍛えるチャンスもあります。また、MBT以外にもEAGLE専用科目「Global Career Design」があります。外資系企業を中心とした、ビジネスの最先端を知る講師による授業を受けることもできます。