特色
■名古屋・豊橋に7学部、短期大学部を擁する文系総合大学
1946年に中部地区唯一の旧制法文系大学として豊橋市に誕生しました。「世界文化と平和への貢献」「国際的教養と視野をもった人材の育成」「地域社会への貢献」を建学の精神とし、社会の多様な場面で活躍できる人材を送り出しています。
名古屋キャンパスは、JR・名鉄・近鉄「名古屋」駅から徒歩約10分の名古屋駅地区ささしまライブに立地する都市型キャンパスです。同エリアに拠点を構える企業や行政とともに「国際歓迎・交流の拠点」をめざすまちづくりを推進しています。この環境を活かし、行政や企業との連携による正課授業や、企業への提案力を競うプレゼンテーション型の学び、ボランティアをはじめとする正課外活動などさまざまな取り組みが活発に行われています。
創立の地である豊橋キャンパスは、豊橋鉄道渥美線「愛知大学前」駅に隣接しています。広大で緑豊かなキャンパスには、国の登録有形文化財に指定された「愛知大学記念館」など70年以上の歴史を体現する建造物や、約84万冊(大学全体では約135万冊)もの蔵書、ラーニングコモンズを有する豊橋図書館が建ち、人間や社会、文化の探究にふさわしい落ち着いた環境で学生の学びを支えます。また、2025年秋頃には、「歴史と伝統に向き合い、未来につなぐサスティナブルキャンパス=学生が互いに刺激し合え、多様性を共感できる心地よいキャンパス」をコンセプトに、4階建ての新棟が開館します。1・2階には大教室や個室ブース型の学習空間、広いコミュニケーションラウンジが備えられ、3・4階には蔵書数100万冊を閲覧できる図書館を設置。「緑が溢れ木の温もりがある」「アクティブな学び、交流の場をもつ」「広域に立地する建物間を繋ぎ、一体感をもつ」キャンパスとして生まれ変わります。
■FOCUS1 :「現地・現場主義」教育で、学びを「地域」と「世界」にひらく

■専門分野を体系的に学び、実社会で検証する
愛知大学では全学部で、関心ある専門分野を体系的に学べるコース・専攻制を導入。関心領域を中心に確かな専門知識を習得する一方、法学部の「裁判員模擬裁判」や国際コミュニケーション学部・経済学部における「海外フィールドワーク」、現代中国学部の「現地主義教育(現地プログラム、現地研究調査、現地インターンシップ、ダブルディグリー・プログラム)」、地域政策学部の「学生地域貢献事業」など、学んだ専門知識を社会との関わりの中で検証する現場体験を取り入れ、学生の主体的な研究意欲のさらなる向上をめざします。
■「語学力」と「日本理解・発信力」を備えたグローバル人材を育成する
愛知大学では、グローバル人材を「異文化の土地に立って思考し、現地の人々と交流し協働できる力を身につけた人材」ととらえ、その育成にを入れています。
留学をめざす学生のため、世界14か国・地域の47大学との教育交流協定に基づく交換留学など、目的や関心に応じた海外での学びの場を設定。また、学内には、ネイティブ教員と気軽に会話したり、留学情報を提供するグローバルラウンジやランゲージセンターを設置。さらに、学生が自由に使える英語e-learningシステムを活用し、効率的にTOEIC®の学習をすることも可能です。また、異なる文化的背景を持つ人と深く語り合うには、まず日本に関する知識を備えることが必要との考えから、日本理解・発信力を高めるための「さくら21プロジェクト」を展開。日本に関する科目の履修や、外国人への観光案内などのプログラムに参加し、所定の要件を満たした学生にはサティフィケイト(認定証)を発行しています。
■Focus2:充実したキャリア形成支援により、次代を担う人材を育成

愛知大学では4年間を通じ、随時利用できるキャリアカウンセリングをはじめ、とくに3年次以降はキャリア支援ガイダンスや合同企業説明会などで各自に適した就職を支援します。各種ガイダンスやセミナーに加え、産官学連携プロジェクトやインターンシップ、さらには各業界で活躍する卒業生ネットワークを活用したOB・OGとの交流を低年次より実施し、望ましい職業観と社会人スキルを備えた自立・自走型の人材を育成しています。
国家公務員、地方公務員などの公務員試験に対応した「公務員試験対策講座」を開講し、学部教育課程と対策講座の相乗効果で、有意義な学習を実現。その他、官公庁セミナーや、公務員合格者体験報告会なども実施しています。
<公務員採用・合格実績>
●都道府県・市町村職員採用数 東海地区私大 第1位
●国税専門官採用数 東海地区私大 第1位 ※全国3位
※AERA MOOK進学大学ランキング2023(朝日新聞出版)におけるランキング
●国家公務員一般職(行政職)東海・北陸地区私大 第2位
教員をめざす学生のための「教職課程センター」では教員として豊富な経験を持つスタッフが常駐し、学生の相談や指導に当たります。教員としての資質向上を目的とする「教職インターンシップ」や「教職ボランティア活動」、講演会「先輩教師に学ぶ会」を1年次から実施。また、教員採用試験合格をめざし、模擬試験や人物試験対策も、繰り返し行います。
■愛知教育大学と連携協定を締結
愛知大学は2021年、愛知教育大学と教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。本学学生は、同大教職大学院に特別選抜(推薦入試)で入学、実践力ある高度専門職業人としての教員をめざし、さらに学ぶことや、学部在学中から同大学院の行事に参加することが可能です。
■2021年度公務員合格実績
●国家公務員135人 ●地方公務員247人
●教員77人(高等学校28人、中学校25人、小学校24人)