【進路別】英語の学び方はひとつじゃない?! グローバル人材のなり方とは

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はじめに

これからのビジネス社会が求めるのはグローバル人材!
そんな言葉をよく見かけますよね。
「グローバル人材=英語を使いこなす人」というイメージを持っている人も多いかもしれません。

英語を使いこなす能力は、グローバル人材に必要な能力のほんの一部でしかありません。
経済活動に国境がなくなりつつある現代では、ビジネスも地球規模。
言語だけでなく、相手の社会や文化について深く理解してコミュニケーションをとり、お互いにとってより良い状態に導ける人こそ、求められる人材なのです。

グローバル人材にとって、英語は必須!

つまり、英語ができたらグローバル人材なのではなく、英語はグローバル人材に必要不可欠なひとつのツールなのです。

さて、ここで読者の皆さんにQuestion!
グローバル人材にとって、「英語は必須」なのは理解いただけたと思います。
では、グローバル人材になるために「留学は必須」なのでしょうか?

留学は、グローバル人材になるための手段のひとつ!

答えは「NO」でもあり「YES」でもあります。
留学は効果的な英語の学び方ですが、留学したからといって必ず英語力が身につくとは限りません。
留学とは別の学び方で、高度な英語力を身につけることもできます。
つまり留学は、たくさんある英語の学び方のひとつなのです!
そして、英語の学び方は、自分がなりたいグローバル人材像によっても異なります。

同志社女子大学生に聞く!英語の学び方とは?

そこで今回、英語教育に力を入れていて、1876年に女子塾として開学したというルーツをもつ同志社女子大学で、グローバル人材を目指している先輩2名に、英語の学び方についてインタビューしてきました!

CASE① エアライン業界の英語の学び

石垣美穂さんは、表象文化学部英語英文学科の4年生。中学時代のアメリカでのホームステイをきっかけに、国際的な仕事に就きたいと思うように。また、引っ込み思案だったので、人前で堂々とふるまう客室乗務員の姿を目にしたことがきっかけで、エアライン業界の仕事に興味を持つように。

「そんな私にぴったりだったのが少人数制の授業。ネイティブの先生が“Raise your hand!”と積極的に発言をうながしたり、プレゼンテーションの機会も豊富なので、引っ込み思案ではいられない環境なんです」

今では4年間の集大成として、英語英文学科の授業であるシェイクスピアの「お気に召すまま」の英語劇に役者として出演予定。秋の発表に向け練習に打ち込んでいるそうです。

留学なしでハイレベルな英語力を習得

石垣さんが在籍しているのはAES(Accelerated English Studies)コース。AESコースは、海外の高等教育機関への留学や進学、海外での就業に必要な英語力を有する学生の育成を目的としています。1年の秋学期に募集があり、成績・エッセイ・TOEICⓇのスコアで選抜されます。

「勉強熱心な仲間の存在は、良い刺激になりました。語学を学ぶだけでなく、様々なテーマに基づくリサーチや発表も多く、プレゼンテーション大会ではアメリカの文化と歴史について、クラス代表として発表する機会にも恵まれ、英語力も英語圏への理解も深まりました」

エアライン業界に必要な知識やスキルも学内で

エアライン業界に必要な観光やホスピタリティについても、学外の専門学校等に通うことなく学べたそうです。

「航空業界で求められる英語を学ぶ『エアラインイングリッシュ』や、通訳として活躍されている先生の指導で京都の観光ガイドをシミュレーションする授業は、客室乗務員・航空業務スタッフなど役割を問わず将来に直結する内容でした。
さらに、キャリア支援部による『エアラインセミナー』では空港見学も。航空業界の知識やスキルも大学で学べて時間的・経済的にも助かりました!」
国内外問わず地域活性化にも貢献できるような人材になりたい!という石垣さん。活躍する日も近いですね!

表象文化学部 英語英文学科の詳細はこちら 詳しくはこちら

CASE② 留学カウンセラーの英語の学び

西村菜々穂さんは、学芸学部国際教養学科の4年生。高校で英語科に在籍していた時から、留学から帰ってきた先輩や友人の変化に驚くことが多く、その思いは、同志社女子大学のオープンキャンパスでさらに大きくなったそうです!

「留学経験のある先輩方は、皆自信にあふれていて、自分の考えをしっかり持っていてキラキラしているんです。私の理想像だと思い、この大学で学んで留学しようと決心しました!」

少人数で学べるアメリカ・Wells Collegeへ

規定のTOEFLⓇスコアをクリアして、西村さんが選んだのはアメリカ・ニューヨーク州のWells College。のどかな環境と学生数600人の「皆の顔がわかる」規模であること、日本人は自分たちだけという点が決め手だったそう。

「日本人は5人だけ。積極的にならざるをえない環境でチャレンジしたかったんです。留学直後のプレゼンテーションでは緊張で手がふるえるほどでしたが、その経験がモチベーションになって1年間頑張れました!」

留学をとおして日常的な英会話はほぼマスター。現地で開催されたビジネスコンペに日本人として初参加し、待機児童の問題を紹介して4位入賞も果たしたそうです!すごいですね!

留学希望者のサポート経験を活かした進路へ

帰国後に参加したのが、国際教養学科の「翼プロジェクト」。留学を終えた3・4年次生とこれから留学する1・2年次生が情報をシェアし、より良い留学を実現するための活動だそうです。

「この活動に大きな手応えを感じて、自分の仕事にしたいと思いました。そこで留学カウンセリング企業を探して就職活動し、内定をいただきました!留学によって目標を立てて計画的に達成する習慣が身についたのですが、翼プロジェクトでも就職活動でも役立ったと思います」

2021年の入社までに、オーストラリアへの留学とワーキングホリデーに行く予定だという西村さん。さらにグローバル人材としてのスキルが上がりそうですね。

学芸学部 国際教養学科の詳細はこちら 詳しくはこちら

おわりに

グローバル人材となり、社会で活躍するための英語の修得方法を紹介してきました。

あなたのめざすグローバル人材になるには、どんな大学で学び、留学先・授業・プログラムを経験するのかを考えてみると、未来がはっきりしてくるかもしれません。
大学の資料を取り寄せて、4年間をイメージするのもおすすめです!

同志社女子大学の公式サイトはこちらをチェック 詳しくはこちら
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    【PR】Studyplus編集部

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