“未来は自ら変えられる!”そんな先輩が頑張る理由

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はじめに

受験生応援グッズの定番といえば、「キットカット」ですよね。応援する気持ちを込めて友達や先輩にプレゼントしたことがある、逆にもらったことがあるという人も多いかと思います。今日はそんな「キットカット」を製造・販売しているネスレ日本さんに潜入取材してきました!

今回お話を伺ったのはこの先輩!

平田有機さん(ひらた ゆうき)さん
大学卒業後、2007年にネスレ日本へ新卒入社。入社から2012年までの約5年間は「ネスカフェ」ブランドの営業を行い、2012年6月より「キットカット」部門のマーケティングを担当している。2014年と2015年に受験生応援キャンペーンも担当。

「キットカット」が受験生を応援してくれるお菓子になった理由

――「キットカット」が受験生の“願掛けお菓子”となったのはいつからですか?

2002年、2003年あたりから受験生応援企画が始まりました。発祥が九州なんです。というのも、受験期に「キットカット」の売上が九州地方だけ目に見える数値で伸びていたんです。九州地方の方言できっと勝つぞは「きっと勝つとぉ」。「キットカット」となるんです。面白いことに、九州地方での願掛けお菓子として定着していたのがはじまりです。

――なるほど。ネスレ日本さんでも色々な商品が並ぶ中で、そもそも「キットカット」はどういった商品だったのでしょうか?

「キットカット」は、1974年に日本へ上陸しました。当時は、スーパーに袋タイプのものを積んでいると売れていました。「サクッと美味しいチョコを食べてリフレッシュしよう」と。ただ、それが頭打ちになってきたんです。「キットカット」のキャッチコピーは皆さんご存知の通り、"Have a break, have a KitKat"。

そこで「日本人のブレイクタイムは何なんだろう?」と調査をしたところ、仕事が終わった瞬間など“ネガティブからポジティブになる瞬間”や、“ストレスから開放された瞬間”が多く挙がってきました。受験もそうだと思います。頑張った先には輝かしい未来が待っていて、その先の楽しいことを上手く見せてあげたいと感じました。

会社として15年ほど受験生応援企画をやっていますが、受験の概念も変わってきていますよね。60万人の受験生がいて、全入学の時代。倍率は基本1倍以下で、どこかの大学には入れます。なので、自分のやりたいことに繋がる大学選びを、企業としていろいろな企画でサポートしていけたらと思います。

全ては「受験生を応援したい」という気持ちから。平田さんのお仕事を直撃!

――受験生応援企画で実際に平田さんが携われたお仕事について教えてください。

「キットカット」史上で初めて大学とタッグを組んで、大学のキャラクターパッケージの「キットカット」を作ったりしました。実際にそのパッケージがきっかけで、この会社に入社してきた後輩もいるので驚きですし嬉しいです。実現するまで大変なこともたくさんありましたが、全ては「受験生を応援したい」という気持ちからきています。

――嬉しかったことはありますか?

受験会場に「キットカット」を持っていく受験生は5人に1人。もらったことがある人、あげたことがある人は2人に1人という結果も出ています。実際にお客様相談室に手紙が届くこともあるんです。「これで受かりました」と丁寧に書かれていると本当に嬉しいです!

――これから受験生応援企画として取り組みたいことはありますか?

今までは受験シーズンだけを応援していましたが、その前後も大事になるんじゃないかと思います。受験が終わった後から卒業するまでの間に、思い描いた大学生活を送れるように応援したいですし、合格したその後も応援したいです。

受験応援というと、センター試験シーズンにピークはきてしまいますが、最近では半数の人はAO入試を利用します。その時期って応援してくれる人がどうしても少ないのかなって。でも、その時期からも雰囲気づくりをしていきたいと思います。

受験〜大学〜社会人を経て。ネスレ日本に入社して本当に良かった!

――平田さんの受験はいかがでしたか?

高校3年生の10月末まで部活(サッカー)をしていて、そこから受験勉強を始めました。まわりと離されているのはわかっていたので、寝ずに勉強していました。人生で1番努力しました。人としゃべるのが好きで、英語が好きだったので、国際文化学部のようなところにいきたかったのですが、センター試験で失敗してしまい、2次試験で受けられる神戸大学の経営学部へ行きました。行きたいところではなかったのですが、最終的にはとても満足のいく選択でした。

――受験から大学生、社会人へと充実されていますね! 仕事で一番達成感を味わえたことは何ですか?

世界で初めてのプレミアムレンジとなった「キットカット ショコラトリー」に立ち上げから携わったことです。世界中の色々な人と交渉してブランドが立ち上がった時は感動しました。通常の商品開発ではある程度体系ができているのが基本なのですが、原料調達から販売まで全て自分たちのチームでやりました。原料メーカーへ行って原料を仕入れて、原料を仕入れたら工場のラインで作っていかないといけないので、交渉したり……。大変だったのですが、会社の仕組みもわかって経験になりました。日本で成功したので、外国でもやろうとしている動きもあって。そういったプロジェクトに関われて自信がつきました。本当にネスレ日本で働いていて良かったです。

――最後に、スタディプラスユーザーのみなさまへ応援メッセージをお願いします!

自分からあまり可能性を狭めないように、やるだけやってだめならそれは縁です。自分も入りたい大学ではなかったけど、結果とても楽しかったです。大学生でも社会人でも楽しいことはたくさん待っています。不安にならずに「未来は楽しいもの」だと伝えたいです。やりきってしまえば、結果がどうなっても選択肢はその後でもたくさんあります。未来は自ら変えられます!

おわりに

商売ではありながらも、1番の思いは「受験生を心から応援したい」というのが伝わってきますよね。裏切ることのない存在で、勇気を与えてくれるのが「キットカット」の存在。「キットカット」片手に受験を乗り切りましょう! そうすれば、明るい未来が待っていますよ♡

この記事を書いた人

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