【センター数学】8割取るためのセンター数学勉強法と解答のコツ!

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センター数学8割を取るためのコツ

選択問題はどっちを選ぶ?

センター数学1Aでは、数学Aの範囲に当たる「場合の数と確率」「整数の性質」「図形の性質」の3題から2題を選んで解答する選択問題があります。2Bでは、数学Bの範囲に当たる「数列」「ベクトル」「確率分布と統計的な推測」の3題から2題を選んで解答する選択問題があります。

一回問題を軽く眺めてみて難易度が低そうな2題を選ぶのが定番のやり方です。また、得意な分野があるとしたら勿論その分野の問題を選ぶべきです。ただし、(1)〜(3)くらいまでは簡単だけどその先がなかなか難しく、完答するには結構厳しい、という問題もあるので、問題の最初の方だけ見ずに、問題を解ききるイメージをつけて全体を俯瞰しましょう。
このように、本来人によって選ぶ問題は違っていていいのですが、それではちょっと投げやりな感じがあるので参考程度に私なりのオススメの選び方を紹介します。

  数学1A は、「場合の数と確率」をまず選ぶべきです。確率の問題はセンターレベルではそれほど難しくなる恐れはありません。しかも確率問題の場合、最悪一つ一つ事象を数え上げていけば、時間はかかりますが解けます。よって「場合の数と確率」は解くべき問題です。「整数の性質」「図形の性質」ですが、文系は「整数の性質」を選んでおくのが無難です。特に中学校でやった図形問題が苦手だった方は、「図形の性質」は選ばない方がいいです。図形の問題を解く上では、自分で補助線を引いたり、角Aと角Cの大きさが同じであることに気づいたり、ひらめきの力がある程度必要になります。そういった発想が苦手だという自覚がある人は、練習では頑張って解けたとしても本番では焦ってパニくってしまい、頭が真っ白になるでしょう。よって図形が得意という自負がある人以外は「場合の数と確率」「整数の性質」を選ぶのがオススメです。

  数学2Bは、2次試験で数学がある人は「数列」「ベクトル」を、ない人は「確率分布と統計的な推測」と「数列」「ベクトル」のどちらかを選ぶのがいいです。どの大学でも「数列」「ベクトル」は2次試験でよく出てくる分野です。逆に、「確率分布と統計的な推測」を2次試験で出してくる大学は殆どありません。だから、2次試験で数学を受ける人はその勉強も兼ねて、「確率分布と統計的な推測」は勉強せず「数列」「ベクトル」の2つに絞って勉強し、本番もその2つを解いたほうが効率がいいです。2次試験で数学がない人は、難易度の高い「数列」「ベクトル」を両方解くよりも、難易度の低い「確率分布と統計的な推測」を混ぜていくべきです。

計算ミスをなくすコツ

センター数学では、一度の計算ミスが命取りとなる場合が往々にしてあります。大問1の(1)の数値が計算ミスでずれてしまっていることで、そこから先の(2)や(3)も連鎖的に次々と数値がずれていき、結果全問不正解、といったことがあるのです。こういった失敗をなくすためにも、計算ミスが起こらないように慎重に問題を解く必要があります。

計算ミスをなくすためのコツとして挙げられるのは、まず問題用紙の余白などにするであろう手計算を、丁寧に書くということです。計算にちょっと自信がある人は、余白に書きなぐるようにパッパと素早く手計算をしがちですが、それがあまりに雑すぎて計算ミスしてしまうことがありえます。筆算で位が一つずれてしまったり、字が汚くて6が0に見えたり、丁寧に計算をすることで防げるミスは多々あります。余白のスペースを出来る限り活用して大きな字で、丁寧に計算することがこういったもったいないミスを防ぐコツです。

自分が計算ミスをしやすい箇所を把握しておくのも大切です。分数が絡むと計算ミスしやすい、大きな桁の掛け算をするといつもどこかで計算ミスをする…など人によって計算ミスの起こりやすい箇所は違うと思います。本番までの演習で、自分が計算ミスをしたところをノートなどにメモしておくことで、計算ミスに関する自分の癖を把握しておきましょう。自分が特にどこに気をつけて計算すればいいのか意識するだけでも、ミスが起こる確率はだいぶ減らせます。 

  検算をこまめにすることも、連鎖的なミスを防ぐ上で大切です。検算には様々なやり方があります。例としては、

・導き出した関数をグラフとして書いてみて、問題の図などと矛盾点がないか確認する。
・直感的にこのくらいだろうという自分の予想と、答えの数値があまりに乖離していないか確認する。(だいたい10くらいになりそうな面積が、100などという値になってしまっていたらどこかでミスをしているはず)
・問題用紙とは異なった解法で解いてみて、答えが一致しているか確認する。
・答えにnが入るものは、n=1,2を代入して成り立つか確認する。

などがあります。問題を解くごとにささっと検算して、計算ミスのコンボが起きないようにしましょう。

この記事を書いた人
    Studyplus編集部
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